極上の愛をキミへ

「まぁ。ゆっくりすれば良いわ。そういえば、いつまで居れるの?」


あっちに戻ったところで、やることがあるわけでもない。

なら、ギリギリまでこっちに居ようかなぁ?


「来週いっぱいは居ようかな?」

「そう。お母さん、明日は仕事だから」

「うん。あたしのことは、気にしなくて良いよ」


あたしだっていい歳だし、自分のことは自分で出来る。


「そうだ。さっき、千賀(ちか)ちゃんから連絡あったわよ」


千賀?


「なんで?」

「さぁ?連絡してあげたら?」

「うん。とりあえず、ご飯食べてからする」


千賀というの、同級生だ。

県外組のあたしや亜弥、将生とは違い、千賀は地元組で、学生時代仲は良かったが、ここ数年は全く会っていない。