佐伯くんと主従関係

朝日が昇り始めたぼんやりと明るい廊下。



誰も起きていないだろうと思いながら開けた食堂の扉。



「え…」



そこには郁人さんと蒼さんの姿が。



「朝はおはようから始めてほしいものだな、三葉さん」



余裕そうな顔でパンを片手にそんな小言を言う郁人さん。



「あ、え、お、おはようございます…」



5時に起きるように、なんて言われたものだから、誰よりも早く起きて準備をしろという意味なのかと思ってた。



「お、お早いんですね…」



「仕事があるからな」