佐伯くんと主従関係

「それで?何か困り事でも?」



再び幹也さんに問われ、私は慌てて答える。



「あ、えと、ベッドメイキングしろって言われたんですけど…部屋が分からなくて」



「あーそっか…えっとね」



そのあと幹也さんに分かりやすく扉の特徴と近くにある目印を教えてもらい、なんとか覚えることができた。



4人とも部屋が近いみたいで助かった。



「また分かんなくなったら言って。いつでも教えるから」



「は、はい!ありがとうございましたっ」



幹也さんの意外な優しさに感動しながら頭を下げる。