佐伯くんと主従関係

「ご、ごご、ごめんなさい…」



「もう掃除はいいから。戻って全員分のベッドメイキングよろしく」



「べっ…ベッドメイキング…」



「綺麗にすればいいだけ。早く」



首を振って行けの合図。



まさか首でこき使われるとは…



私はペコ、と頭を下げると大浴場を出た。



長く暗い廊下。



部屋がありすぎてどこが誰の部屋かなんて分かるはずもない。