佐伯くんと主従関係

たがだか19歳の娘が、こんなに豪華な料理を食べていいものかと不安になるほど。



「ここで働くうちは食べ放題だから、よく食べてよく働いてくれると嬉しいよ三葉さん」



郁人さんが優雅に食べながら、嫌味なのか煽りなのか分からない言葉を吐いた。



とりあえず曖昧に頷いておく。



「じゃあさっそく、それ食べたら風呂洗っといて結衣ちゃん」



と、目の前に座る蒼さんが頬杖をつきながら私に言った。



なんて偉そうな態度…



「は、はい…」



反抗できるはずもなく素直に返事をすると、蒼さんは満足げに笑った。