佐伯くんと主従関係

悶々とする頭の中。



「何してんの?」



ネックレスを手にボーッとしていると、蒼さんが部屋に入ってきた。



ビクゥ!と体が跳ねる。



慌ててそのネックレスを置いて振り返った。



「あ、そ、そそ、蒼さん…」



「そんな慌てちゃって。イケナイことでもしてた?」



ゆっくりと近づいてくる蒼さんに後ずさりをするも、ベッドが邪魔でそれ以上退がれない。



「い、いけないことなんて…!べ、ベッドメイキングし「それとも」



私の言葉を遮り、緩めたネクタイを外しながら迫る姿に不覚にもドキドキしてしまう。