佐伯くんと主従関係

「俺のもやるよ結衣」



目の前に座っていた幹也さんがズイ、と私にアイスを差し出してきた。



「え、あ、いや…」



アイスは好きだけど、これじゃまるで私が食いしん坊みたい。



「お二人ともアイス食べないんですか?」



私の質問に2人とも頷くだけで、これといった回答はない。



ま、くれるならもらうけど。



そうしてその日の夕ご飯は、いつものように他愛のない会話をしながら終わって。



私はアイスを3つも食べたせいかお腹はパンパンだ。