「クマひっどいな」



朝食堂に顔を出して開口一番、幹也さんが眉を寄せた。



詩織さんが来てから5日目。



あと2日でこの劣等感ともサヨナラできる…はず。



「最近寝れてなくて…」



「おいおい大丈夫かよ」



おまけに蒼さんとも気まずいままだし



なんかもういろいろとキツイ。