佐伯くんと主従関係

私なんてたかが半年の執事生活。



知らないことの方がまだまだ多くて、みんなからの信用もきっと詩織さんの方が高くて。



時間の問題はどうしようもなくて、詩織さんと過ごした時間の方が長かった事実は何にも変えられない。



何の言い訳もできない、逃げ場がない。



私は自分の何に自信を持てばいい?



家にいたくない、と外掃除をしに外へ出た。



今にも降り出しそうな曇り空、私はホウキを手に庭掃除を始めた。



広すぎる庭は考えることをやめさせてくれる。