佐伯くんと主従関係

何で!?、と考える間にも花火は打ち上がり続けて。



私はぼーっとその花火を見上げる。



「っ」



肩を抱いていた手は、そっと私の頭に回った。



私の頭が蒼さんの肩にくっつく。



「そ、蒼さ「本気になったって言ったら?」



「え?」



花火の音に消される声。



「…いや」



首を振る蒼さんに少し違和感を抱いた。