佐伯くんと主従関係

「な、なに、なに言ってるんですかほんとに…!!」



「俺変なこと言った?」



「変なことしか言ってませんけど」



そういう冗談に慣れない19歳、頰が熱を帯びて熱い。



「も、もう蒼さんも幹也さんも…人のことからかわないで下さい…」



「俺は蒼とは違う」



その声は低く、どこか凛として響いた。



なんとも言えない空気が漂う。



沈黙に耐えきれず、私はその空気を破るように



「わ、私には…2人とも同じです…」



少し言い返してみせた。