佐伯くんと主従関係

そんな会話をしながらしばらくして、ようやく敷地外へ出ることができた。



「ここから近くだっけか?」



「え、家まで乗せてってくれるんですか…!?」



「はぁ?そのために自分の車出したんだよバカ」



敷地内だけだと思ってたのに、まさか家まで…



私今、幹也さんの優しさを噛み締めてます…!



「変なこと聞いていい?」



と、幹也さんが声のトーンを変えて言う。



「へ、変なこと?」



「結衣って男事情どーなってんの?」



急になに!?と幹也さんを見つめた。