佐伯くんと主従関係

「でも蒼さん夜に何かするみたいで…」



「まだ午前だし…夕方までには帰ってきたら?」



「あ、そっか……、そうする!ありがと悠くん」



「いーえー」



悠くんにそう言われ、遅くても16時には帰ってこようと支度を始めた。



もちろん1人では家どころか敷地外へ出るのも一苦労なので、幹也さんに相談。



快くオッケーをくれた。



私服に着替え、長い廊下を歩いていると



「どこか行くのか?」



郁人さんがケータイを耳に当てながら、前から歩いてきた。