佐伯くんと主従関係

いつもこんな優しく笑ってたっけ?



悪戯心と微笑みが混ざったかのような笑みは、蒼さんにこそ映える表情で。



イケメンは心臓に悪いな、なんて思いながら視線を逸らした。



「で?どうする?まじで3人でメシ食べ行っちゃう?」



「え、そんなことしたら郁人さんに怒ら「いいんだよそんなの無視しときゃ!」



私の声を無視して堺さんにお店の名前を告げる幹也さん。



蒼さんも何も言わないし、いいのかな…



郁人さんに怒られてしまう不安はありながらも、3人で外食に行ける楽しみの方が大きいのは確かで。



私もそれ以上何も言わないでおいた。