佐伯くんと主従関係

「私のセリフですからね、それ」



「はぁ?…お前こそ何も分かってねーじゃん…」



「何がですか」



ムッと見上げ睨むと、幹也さんは顔を逸らしてしまった。



喧嘩売られてる…?



「お互い様ってことだよ」



逸らしたまま言った幹也さんの声は、モゴモゴしてて聞こえづらかった。



もう一度聞き返そうとその腕を掴んだとき



「俺ちょっとお手洗い。もうこの収録終わるから蒼といて!」



「え、ちょっ」