佐伯くんと主従関係

「でも…すごく綺麗です…」



「綺麗なのは綺麗だよな。…ま、俺は結衣のほうがタイプだけど」



「それ、乾麺と味噌ラーメンだったら乾麺選ぶみたいなもんですよ」



「うん、よく分からないけどそうだね」



私の言葉に幹也さんはハハッと笑いながら突っ込んだ。



それから何人かの有名人と挨拶を交わし、何度も興奮しながら握手をして。



収録は始まった。



「今回は佐伯家の執事、およそ1000人の中から選ばれた方が来ています!」



司会者が私の紹介をしてくれる。



せ、1000人もいたの…?