佐伯くんと主従関係

キッチンへと急ぐ心がザワザワした。



みんながいた部屋から遠ざかれば遠ざかるほどモヤモヤした。



発散ってなんのこと?



いつもその話しに繋げるってどの話し?



お茶を注ぐ手が震えた。



それがなんの震えなのか分からない。



何かへの恐怖なのか緊張なのか、悔しさからくる微かな揺れだったのか。



ただ分かること。



私は所詮部外者、赤の他人でしかないということ。