佐伯くんと主従関係

誰かをかばいたいんじゃない。



この4人の理解者でありたい。



食べていたアイスはただの木の棒と化し、私はギュッとそれを握りしめる。



“部外者”



何を喋っても変わらない空気は、私に強くそれを思い知らせてきた。



「…お茶を…お入れしますね」



仕事は休みなはずなのに、そうやって動かずにはいられなくて。



私は逃げるようにその場から立ち去った。



廊下に出ると、モワッとした空気が身体中にへばりつく。