佐伯くんと主従関係

私の喉が渇いたりなんてするから!



盗み聞きなんてするから!



バカバカ、と頭を叩いても時は戻らない。



悠くんに飲み物を準備すべく、少し緊張しながら私も食堂に向かった。



「あ、結衣さん。…別に仕事してていーのに!俺1人でできるよ!」



「あ、う、ううん!これも仕事のうちだから!」



食堂では悠くんが自分の分を用意しようとしてる最中だった。



慌てて止めに入る。



「そんなに仕事仕事してたら倒れるよ」



私がコップを奪うと、悠くんがそんな私の手に触れて言った。