佐伯くんと主従関係

何が起きたのか理解ができないまま、唇の熱が遠ざかる。



「俺の物になるって自覚がね」



そう言って蒼さんは、既に空になっていたコップを持って食堂から出て行った。



残された私。



処理しきらない頭。



唇に残るのは微かな余韻。



私さっき…



何された?