佐伯くんと主従関係

「結衣、これ」



と、そんな私の目の前に紙袋が現れた。



一瞬驚きながらもその主を見ると、少し困った顔をした幹也さんが。



「え、幹也さんどうしたんですか」



「いや…この前迷惑かけたみたいなのに何もお詫びしてなかったし…」



「そ、そんな…!酔ってたんだし仕方ないですよ…!」



せっかく買ったから、と無理やり紙袋を手渡す幹也さん。



「ご、ごめんなさい、ありがとうございます…」



某ブランドの紙袋…



あんなことでこんな高級ブランドの品もらっていいのかな…