うさぎ恋しや、発熱期


卯生… 卯生 斗磨君、今何してますか?

私はいつも卯生で頭いっぱいなのに、あんな事するから混乱するよ。

私を好き?

私の片想いなだけ?

からかってるわけじゃないよね、そうでしょ?



ねぇ 卯生… 声が聞きたいよ。




それから30分後、電話がかかってきた。

驚いてドキドキして私の顔が笑顔で出た。



「 卯生?」

『 凛、まだ起きてたんだ、具合は?』

「 うん、大丈夫。卯生… あのね、私ずっと話したかった事があるんだ 」

『 聞くよ、いつでも 』



私は決めた、卯生への告白を。

この声を私だけの特別な声にしたい。

もう一度、卯生にキスしてもらいたい。

欲張りで構わない……

好きだから。


翌日は安静をと学校を休むことになり、一日をやるせなく過ごした。


卯生に会えない、それが苦しくて一人でもがいた。



「 凛 」



卯生に呼ばれたい。

早く会いたいよ……