次の日、りんりんに相談してみた。あ、りんりんっていうのは凛ちゃんのあだ名なんだ!
「ねぇー、りんりん。ちょっと気になる人がいるんだけど。」
「えぇー!?だれだれ!?」
「・・・雅人くん。」
「でっ、でもね?なんかよくわからなくて、、好きな人を聞かれた時に一番に頭に浮かんで、それからは普通に接している時にも意識しちゃったりして。」
「まおちゃん、それは、恋だよ!!好きなんだよ!!雅人のことが!!」
「そっそうなのかなぁ?」
こうして、私が雅人くんのことが好きだと気づいた時には、体育祭が迫ってきていた。