真矢が将太くんをいじったりして、それにみきや凛、私も乗ったりしていると、将太くんの噂は瞬く間に学年に広がった。そんなある日、また将太くんから私にLINEが来た。
【ねぇ、俺の噂さ、この学年から消してくれない?】
学年みんなが知っているような噂を消すなんて、正直そんなこと無理だと思った。
【そんなの無理だよ!だって学年みんなに広がってるんだよ!?】
【だったらさ、消さなかったらまおの好きな人もみんなにバラすからね?俺雅人と同じ部活だからすぐにわかるだろうなぁ】
言葉も出なかった。雅人くんにだけはバレたくない。その一心でとにかくバラさないようにお願いし続けてやっと許してもらえたと思った。その時は。
【ねぇ、俺の噂さ、この学年から消してくれない?】
学年みんなが知っているような噂を消すなんて、正直そんなこと無理だと思った。
【そんなの無理だよ!だって学年みんなに広がってるんだよ!?】
【だったらさ、消さなかったらまおの好きな人もみんなにバラすからね?俺雅人と同じ部活だからすぐにわかるだろうなぁ】
言葉も出なかった。雅人くんにだけはバレたくない。その一心でとにかくバラさないようにお願いし続けてやっと許してもらえたと思った。その時は。
