なんだかんだで学校に到着しパパにお礼を言って教室に向かった




この学校には下駄箱というものはなく校内土足なの だから上履き必要ないし超楽


お兄ちゃんとも別れて1人で教室に向かっているとつづが走ってやってきた



小学校から仲良しなつづこと
紫紅 千鶴(しぐれ ちづる)
性格も似てていつの間にかずっと一緒にいる




『美樹!おは』



「おはよ、走ってきてどうしたのつづ」



『ようやく会えてちょっと嬉しかっただけ。それにしてもさ、つづって呼び名やめない?』



「なるほどね、なんで??呼びやすいし」



『あたしは千鶴だよ?なんでつづになるわけずっと気になってるんだけど』



「なんとなく呼びやすくつづにしただけ」



『まぁいっか』



「てかさクラスどうなってんのかな」



『あ!?馬鹿なのあんたは教室は3階だけどクラス表は1回のラウンジ前に貼ってあったでしょ!!』




「え!?まじかよー見に行くのだる。だからお兄ちゃんそっちに行ったのね」



『見てきたから大丈夫っあたしと同じ2組だよ!あたしに会わなかったら初日から危なかったね』



「さすがつづ!あとでコーヒー奢ってやる」




『お?優しいねぇ美樹ちゃん??』



「黙ってた方がいいと思うよ??」黒笑



『そうする!』







教室について見渡すともう既に賑やか
うるさいのはあまり好きじゃない



チラチラ見てるくるけどなんかついてる?
男女共学だけど男子の方がすこし多い
席は窓側の後から2番目あたしの好きな角を
取ったのがつづ。近くでよかったー



先生がやって来て




『はい、体育館へ移動してくださーい』



HRはあとってわけですか。
つづはクラスの子の分析を始めた
あっちは馴染めそうとか無理とか
朝から散々で興味もない