「愛してる」

「大好きだ」

この夢を最近よくみる

何故だろう、心が暖かくなる

葵「あ、早く準備しないと大学に遅れちゃう!」

 10分後

 「行ってきます!」

私には、両親がいない

事故でなくなってしまった

その事故は、2年前の私の誕生日だった

その後、両親の貯金でなんとか生活している

私の生い立ちの話は、このくらいにしてそろそろ、本当に時間がヤバイ!

走って大学に向かおう!走っていると誰かが目の前に現れた

葵「危ないじゃない!」

?「ごめんごめん」

 「君を迎えに来たんだ」

 「僕の名前はシルクだよ」

葵「私を何処に連れていくの」

シルク「ユグラシルド、魔法の国だよ」

葵「ユグラ、シル、ド?」

シルク「事情があって、君の能力が必要なんだ」

言い忘れてたけど、私にはたくさんの能力が備わってるんだ

葵「わかった」

シルク「いいの?」

葵「私がいなくなっても悲しむ人はいないから」

シルク「葵、決断してくれてありがとう」

   「ひとつだけ約束して、どんなことがあっても目を反らさないで」

葵「うん!」

シルク「じゃあ、出発するね」

   「すぐ着くからね」

そう言われた直後、意識が朦朧としていく

意識が完全に無くなる直前

「彼らのことをよろしくね、葵」

と、聞こえた
              ―序章 終了―

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