「鳥谷。あのさ。俺に少し時間をくれないか?」

 「え。あの。」

 「鳥谷。好きだ。」

 「えっ?」

 「俺にお前を守らせてくれ。」

 「えっ。でも...。」

 「お前が初めて出社してきた日のことおぼえてる?」

 「うん。」

 「あの日、俺はお前に冷たい態度とったよな。」

 「うん。」