「〜〜好きだよ♪」 最後まで、手はちゃんと動いてくれた。 「いいよ、もう止めて。」 あたしがそう言うと、莉々はビデオ中止ボタンを押した。 「最高の歌だね、これ。」 莉々は、目に涙を浮かべ最高の笑顔でそう言った。 「ありがとう。」 人生初の作詞作曲した曲を莉々に褒めてもらえて、本当に嬉しい。 「あとは、お願いね。」 「わかった。」 莉々は、携帯をギュッと握りしめた。 やるべきことが1つを終わった。 次は、年明けに家に帰れるように頑張ろう。