「莉々。おはよ。」 明らかに、莉々のテンションがいつもと違っていた。 でも、いつも通り。と自分に言い聞かせて、莉々に話しかけて席についた。 「………。」 あたしの「おはよう」に返事はなくて、ちょっと心が折れかけた時 「実那、あたしになんか隠してるよね。」 莉々が低いトーンでそういった。 「えっ?隠してるって?」 「何か隠してるでしょ、実那。」 莉々は、すごく泣きそうな目をして、あたしを見つめていて 胸が苦しくなった。 でも、言えない。言いたくないの。