「こっちで作ってほしいの。」 あたしは、ノートの後ろのページを開いた。 「昨日、徹夜して書いたんだ。」 一晩で、1曲以上出来る出来栄え。 今しか書けないような歌詞を、曲にしたいと思ったから。 「ふーん。」 「何その反応。」 いいじゃん!!みたいな、いい反応してくれると思ったのに、なんか微妙。 「別に。」 全然いつもと変わらないじゃん。 今回は、今回も、なかなか自信作なんだけどな。