これは実際に私が経験した話。


「いってきますー!!」

「はーい!愛音いってらっしゃい」


私は吉川 愛音
高校に入学して1ヶ月がたった
学校にも慣れてきて今はとても楽しい!!

「あ、愛音」

ちょっとクールに挨拶してくれた子は
一番の親友
中村 はなちゃん

小学校からおんなじでなんでも話せる!

普通の高校生として
毎日楽しく通っている!

そんな私にも気になる男の子がいる

それは向かいの教室の1番前にいる

中澤 相斗くん

前から不思議なオーラ出てずっと気になってたんだよねぇ。

その時はまだ自分が
相斗くんのことを好きになるとは思ってもなかった。

「あ、ねぇはな?あの相斗くんって知ってる??」

「あ、あいつねぇ。知ってるよ」

「え、友達なの!??」

「そうだけど。なに?」


「え、羨ましい。」
素直にそう思った。

もっと相斗くんのこと知りたいと思ってる自分がいる。



太陽がきらびやかに光っていて
日差しが眩しい5月中旬の頃
学校の自動販売機の前に
相斗くんの姿があった

よし、話しかけよう!!
私は勇気を振り絞って

「ジュース奢って!!」

ってなにしてんの自分!!!
初めて話す言葉がこんなんになるとは。
あぁぁ絶対嫌われた。。


「いいよ!好きなの選びなよ!」

え?思いがけない相斗くんの言葉に驚いた。

「え、待って本当にいいの??」
「じゃあこれにする!!ポチ。」

「はいどうぞ!!
じゃあ部活あるしいくね!バイバイ」


「ありがとう。」

この時 私は思いっきり一目惚れって言うものをしてしまった。。



あの笑顔あの瞳全てが輝いて見えた。


この時から私の片想いがスタートしました



そんな出来事から数日後

私が一目惚れしたことが学校中に広まった。

なんでこんなことになったかと言うと、、


「ねぇ、はな?一目惚れした。」


「ええええええ!!誰に!?
あんたが好きになるとか初めてじゃない
????」

って大声ではなが言ったから
クラス中のみんなが誰々ってなって
相斗くんってしぶしぶ流されて言ってしまったんだよねぇ。。

まぁ仕方がないよね。





「あ、相斗くん!」
久々に会った。
あいかわらず笑顔可愛い。。。。

「あ、吉川だ!やっほ」

ますます引き込まれていく。