家に帰るとすぐに部屋着に着替え、ベッドに思いっきりダイブした。



「はぁ〜、落ち着く〜!!!」



もっふもふのぬいぐるみを抱きかかえながら、枕に顔を埋める。


こうしていると、心が落ち着くのだ。








夏の太陽は中々沈まない。

もう6時だっていうのにまだ外は明るかった。





…アイスでも買ってこようかな





私が部屋を出ようとして、扉を開けたその時だった。



「いてっ」



扉の前にある何かと勢いよくぶつかった。


顔を上げると、



「うぁっ、大河!」