「もう!髪の毛ボサボサになっちゃったじゃん!」



急いで髪の毛をとかす私。

大河は、プリプリ怒る私に身長を合わせようとして腰を屈め、



「どーせもう、後は帰るだけだろ?」



べーっ、と舌を出してみせた。







本当に、私の幼馴染はイジワルだ。