ピッピッピッピッ…

うぅ…ん…

目を開けるとそこには白い天井が広がっている。

「あっ、命子ちゃん目が覚めた?」

「はい。あの、私…」

「命子ちゃん、早めに体調悪かったら言っておいて欲しかった。今回は軽い…とは言えなかったけど発作だったから。」

「すいませんでした。」

「あとね、命子ちゃん。あなたの命はもう少し大丈夫って言ってた。でも、今回体調崩したことからして、命子ちゃんの身体はもう限界だよ…」

「…はい。」

「いつ命を失ってもおかしくないの。ドナーが見つかればいいんだけれど…」