「うぅん…」

「あ!命子ちゃん!目が覚めた?!」

「あっ…えっと…」

「一応今先生呼ぶねー」

「あの…叶多君…ごめんね?」

「いやいや、最初はびっくりしたけど命子ちゃんが無事で良かったよ!」

「ありがとう。」

「うん!!」

そして、病室から出ていった。

…何も聞かないでいてくれるんだね

…私はこのまま君に黙ったまま死んでいくんだね