応援するから

私は、黒に花柄のドレスに髪を巻いてナチュラルだけど、目がぱっちりのメイク。


「あとは、ヒールね。」


嶺亜のお母さんが持ってきてくれたのは、すごく綺麗な黒いピンヒール。


「履いてごらん。」


「はい。」

今日、履いてきたヒールとは比べ物にならないぐらい高い。


「なにこれ。歩けない。」


そのヒールは立つのでやっとだった。