私のミスで、1セット目を落としてしまった。


「すいません。ごめんなさい。」


「何言ってんの?ののが悪いわけじゃない。それをカバーできてない私たちが悪いの。」


痛くて、悔しくて、申し訳なくて、泣きそうだったけど、我慢して2セット目に入った。


1本目から狙われた。


「いたい。」


小さい声で言った。