音乃side



「りょ、リョウ・・・?」


「え、まってもしかして隣って音乃?」


「それより!





助けて~~~~~~~」












「これくらいどーってことないだろ…」



動じずにGの処理をしてくれたリョウ

なんだ、頼れるとこあるんじゃん←





「昔から、ゴキだけはどうしても無理で…




ちっちゃいときに寝ている間に服に入ってきて


それを知らないまま一日過ごして


お風呂の時に気付いたっていう・・・」








「うん、それはトラウマになるわな」







「本当、リョウがいてよかったぁ」



「わかったから、そろそろ部屋入ったら?


風邪ひくぞ」







「・・・一匹出たら100匹いる」



「は?」












「一晩、お世話になってもいいですか?」