「なんであんたとなのよ・・・」



「音乃ちゃんは余裕があるんだね~」



「本当に最悪・・・」




カメラのフラッシュ音が鳴り響くスタジオで

俺らは2人にしか聞こえない声で

話している



「さっきはあんなに可愛い顔してたのにね?」


「うっさい。キス男め

でも、ファーストキスではなかったからドンマイだね」


「え、そんな数えれるほどしかしてないの?

音乃ちゃんピュアだね~」


「うっわ、この性格がテレビで流れればいいのに」


「そんなことスマフレちゃんが言ったらファンいなくなるよ~」




「いいよいいよ!

次、音乃ちゃんリョウくんに腕絡ませてー」





「はぁ~い!」






「それ、もーちょっと俺のほうに寄ってきて」


「こう?」





「それいいよいいよ!!」






なんか、ちゃんとかっこいいじゃん・・・