夜になり、土方が眠り着いたのを確認すると、外に出る。 下ろしている髪を永倉たちに貰った櫛で梳く。 こうしているとなぜか不思議と落ち着けた。 櫛を床に置き空を眺める。 「こんな時の解決策は教えてもらったことがなかった。和泉様ならどうするんだろうな……」 十六夜自身、もうどうすればいいのか分かっていなかった。 どこで間違ってしまったのか考えて、全てが間違いだったように思えてくる。 「結局どこまで言って私は……」 背後から気配を感じて口を閉じ振り返る。