来た道を戻って櫛を探す。 落としてからそう時間は経っていなかったため、ちゃんと見つかった。 今度は落とさないようにしっかりと握る。 その時背後から殺気を感じて刀の柄を握る。 その手はやはり震えていた。 素早く振り返る。 そこには黒装束に身を包む人物の姿があった。