門まで来ると、すでに永倉たちは集まっており、急いで駆け寄る。
「お待たせしました」
「全員揃ったし行くぞ!」
なぜかやる気満々の永倉について歩き出す。
しかしふと永倉が振り返る。
「何かあったのか?」
永倉の問いに心を見透かされているような気になる。
一瞬驚いた顔をしたが、何事もなかったかのような顔をして首を振る。
永倉が正面を向いて歩き出し、その後ろを藤堂と原田が並んでついて行く。
その更に後ろをついて行く十六夜はまた心ここにあらずと言った様子で明後日の方向を眺めていた。
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