狂おしい赤と鈴の音に酔いしれてー前編ー




十六夜がふと足を止める。



そのせいで後ろが詰まって隊士たちも足を止めた。



「何かいる」



十六夜がそう呟いた瞬間、続々と敵が現れる。



「いつの間にか囲まれていたようだな」



「みたいですね。でも巡察が無駄にならなかったのはよかったですね」



組長たちに続き隊士たちも抜刀していく。