狂おしい赤と鈴の音に酔いしれてー前編ー




新しい生活が始まる。



大切な誰かができる。



そう期待した矢先にこれだ。



十六夜は膝を付く。



「和泉(いずみ)様、私はどうすればいいのですか?」



十六夜は弱々しく呟いた。