狂おしい赤と鈴の音に酔いしれてー前編ー




「私は……皆さんのことがもう少し知りたいです」



少女は遠慮しながらそう呟いた。



「今はてめぇの口からその言葉が聞ければ十分だ。ただお前をここに置くには俺の許可だけじゃ足りない。しばらく待ってろ」



土方はそう言い残すと、部屋を出て行く。



部屋の外で待っていた三人が入れ替わりで入って来る。



「大丈夫でしょうか?」



「土方さんなら何とかしてくれるだろ」



永倉にそう言われて少女は何とかなりそうな気がして来た。