屯所に再び戻ってきた四人はすぐさま土方の元に向かった。



「土方さん、入るぜ」



「永倉か。入れ」



返事を聞いて四人は中に入る。



少女がいたことに土方は心底驚いたようだったが、言葉を飲み込み部屋に招き入れた。



「それで京を出る予定だったそいつが何でここにいる?」