「そう……ですね。戦えないも同然です」 「どうしたんだ?」 中くらいの背丈をした男が心配そうに顔を覗く。少女はすぐにけろりと笑って首を振った。 「何でもありません。それよりも本当に送ってもらっていいんですか?」 「おう、いいぜ」 「何から何まですみません」 申し訳なさそうに肩を落とす少女の肩に大柄な男が手を置く。 「こういう時はありがとうって言っておけばいいんだよ。俺たちもその方が嬉しいしな」 「はい!ありがとうございます」 少女が笑ったのを見て男たちも微笑ましそうに笑った。