門まで来ると昨日の三人組が待っていた。
「もう行っちまうんだな。なんかちょっと名残惜しいな」
「でも昨日二度も偶然会ったんだし、また偶然があるかもしれないし、何ならまたここに来てくれてもいいし」
「はい。でももう京に来ることもないと思うので。ちゃんと恩返しできなくすみません。ありがとうございました」
少女の言葉に男たちは少し寂しそうな顔をする。
「途中まで送って行ってやるよ。お前刀持ってる癖に戦えないんだろう?」
「えっ?」
「だって辻斬り相手に刀抜かなかったじゃねぇか」
それを聞いて少女の表情が曇る。
男たちは不思議そうな顔で見ていた。

