土方の前に飛び出した十六夜の背中の右肩から左腰に掛けて深く傷が付いていた。 どう見ても致命傷だ。 額に汗を滲ませて苦しそうに息をしながら、十六夜は土方を見る。 「み……んなに、悪いこと……した、と……思った。あや、まり……たかった。ごめん……なさい」 「分かった。もう喋らなくいい」 そう言われても途切れ途切れになりながらも話し続ける。