「ねぇ、そこ退いて?そいつを殺さないと、また命を狙われる。生き残るために殺さないと」
幼い子供のように無邪気にそう口にした十六夜は再び襲い掛かって来る。
怪我をしているはずなのに新選組内で三本の指に入る剣の腕を持つ永倉が押し負ける程の戦いをする。
そんな十六夜を見て、土方が叫ぶ。
「斎藤は近藤さんを守れ。全員であいつを取り押さえろ」
土方の指示で沖田、藤堂、原田が抜刀して、十六夜を囲む。
斎藤も抜刀してすかさず近藤の前に立つ。
振るい続ける十六夜と全員で戦い、何とか刀を奪って地面に押さえ付けた。

